えずこボランティア・スタッフ
自分の持つ時間をちょっとだけ人のために費やしてみると、ほんのささやかな心遣いが大きな感動を生み出してくれる体験があります。
1996年10月。えずこホールオープニングイベントで、募集したボランティアスタッフの参加者を中心に活動を開始。
活動内容は、主にもぎり、パンフレット配布、会場案内、カフェコーナーなど表方(お客さまへの各種対応)のサービス。主婦層を中心に社会人から学生まで34名(2012年3月現在)が参加しています。
ホール主催事業の運営に必要不可欠な役割を担った活動を行うと同時に、互いに学びあえる研修会や研修旅行、企画事業の実施ほか活動にポイント制の導入など独自の工夫が現在の活動を生き生きしたものにしています。
2011年、本格的な自主企画事業の実施お客さまの笑顔をみるために
活動開始以来、本格的な公演事業は初めてとなる「浅野祥 祥CASE Vol.5」(2011年9月23日開催)。自分たちの企画事業に足を運んでくださったお客様の笑顔をみたい。そんな思いを胸にたくさんの話し合いを重ねながら実施にこぎつけました。
出演者の浅野祥さんは最年少で殿堂入りを果たした津軽三味線の実力派。伝統音楽の継承を志すアーティストでありながら、音楽に対する柔軟な姿勢は大きな魅力でもあり、自由奔放な楽しいおしゃべりとその世界観に浸る空間を演出。観客を存分に楽しませてくれました。
公演では230名を超える観客が訪れ、会場(平土間ホール)は満席。サービスも今回は特に主体的になっていました。同時に、感謝する心であふれていました。さまざまなことに感謝し、サービスする心を学んだ自主企画公演でもありました。