ゆたかな音楽ともっと響き合うために。。
大ホールは、音楽を中心に、演劇やミュージカル、多様な公演などにも対応したホールとするため、全体のカタチを音響特性のよい“シューボックス”型としました。
より「ゆたかな響き」を生み出すため、天井もひときわ高くしてあります。また、客席からの臨場感や演じる人と観客との一体感を大切にするために、舞台を低くし、客席から視界が広がるように設計されています。
正面入り口の扉は蔵を、内装の梁や格子天井は、東北の民家をイメージさせ、壁には火焔土器をモチーフとした照明を備えるなど、全体にあたたかみと格調のあるデザインに仕上げられています。
より気持ちよく
芸術文化に接するために。
大ホールの客席には、長時間の音楽会や公演でも疲れず、ゆったりと楽しめるよう、かけごこちを重視したイスが選ばれ、冬期のために客席前部には床暖房も設置してあります。
また、身体の不自由な方々、車イスの方々も気軽にご利用いただけるよう、施設全体の床から高低や段差を極力なくしました。
■客席数:802席(1階:584席、2階:218席)
■車イス席:常時4席(最大20席)
■残響時間:約1.8秒(空席時)
■舞台機能:プロセニアム
■舞台面積:192m2(間口16m×奥行12m)高さ8~13m(プロセニアムまで)
■音響反射盤:前幅16m、後幅10.7m、奥行10.1m
■スクリーン:11.6m×4.7m
■仮設花道:7.2m×1.8m
■道具運搬入口:2.6m×2.5m(10t)
■PA席:9列目中央6席(後6席見切り席)
■前舞台:4列・110席撤去
■吊物機構(電動):絞り緞帳、暗転幕、カスミ幕7(内1共用)、袖幕4、引割幕2、バトン9(内2共用)、バック幕、ホリゾント幕
■照明:容量280KVA、回路数165、ボーダーライト3(内1切替スイッチ付)、サスペンションライト3
■音響設備:IN/24本、OUT/20本
■楽屋:4室(ラウンジあり)
■その他:ピアノ(スタインウェイ・ヤマハ)