演劇
こまつ座 『きらめく星座』
井上ひさしの日本語音楽劇の記念碑的作品であり代表的傑作。
太平洋戦争前夜、東京浅草のレコード店を舞台に、激動の時代を懸命に、
そして活き活きと生きた一家の物語。
出演:秋山菜津子(読売演劇大賞最優秀主演女優賞)、山西惇、田代万里生、深谷美歩ほか。
●日 時:
2017年11月30日(木)19:00開演(18:30開場)
●会 場:
えずこホール(大ホール)
●料 金:
全席指定
一般 3,000円(当日3,500円)
U-24 1,500円(当日2,000円)
※4歳未満入場不可
※「U-24」は、4歳以上24歳以下が対象のチケット。
当日、身分証明書などのご提示をお願いする場合がございます。
※この公演は終了しました。
- 作・演出
- 作:井上ひさし
- 演出:栗山民也
- 作品紹介
- 『きらめく星座』は、こまつ座旗揚げ翌年の1985年、井上ひさし自身の演出によって初演されました「昭和庶民伝三部作」の第一作目である今作は、太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの約1 年間を描いた作品です。軍靴の音が鳴る中、ジャズなどの音楽を聞かせる東京・浅草のレコード店を舞台にして、戦争の愚かしさが痛切に浮かび上がります。激動の時代を懸命に、そして活き活きと生きた一家の物語です。井上ひさし得意の音楽劇の代表的傑作として、劇中ではピアノの生演奏にのせて、「青空」「一杯のコーヒーから」など昭和初期の流行歌の軽快なメロディーが舞台を弾ませます。
- あらすじ
- 昭和15 年の浅草。小さなレコード店に、四人の家族と、二人の間借り人が仲良く暮らしていた。しかし、この平和なオデオン堂に、大事件が起こる陸軍に入隊していた長男の正一が、脱走したというの。「敵前逃亡」は重罰。すぐさま追手がかかって、憲兵伍長「蝮の権藤」がオデオン堂に乗り込んできた。さらにもう一人、堅物の愛国主義者が家族に加わる。長女みさをが、「ハガキの束から選んだ」夫、源次郎。この家の住人たちの、ジャズがかった音楽好きが、傷痍軍人の源次郎にはどうしても許しがたい。こうして、オデオン堂には、ときならぬ大嵐が吹き荒れることとなる。
- 出演
- 秋山菜津子
- 山西惇
- 久保酎吉
- 田代万里生
- 深谷美歩
- 木村靖司
- 後藤浩明
- 木場勝己 ほか
公演当日、食事や飲み物などの飲食ブース(有料)の出展がございます。
ご鑑賞と併せてお楽しみください。