Duel(デュエル)
チェリストのローランとピアニストのポールによって、2001年にフランスにあるマルセイユのチョコレート劇場で産声をあげる。その後、シャンゼリゼ劇場をはじめとするパリの名だたる劇場で次々とロングラン上演を重ね、本国フランスはもとより、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア各国をツアー、アビニョンフェスティバルOFFや、シビウ国際演劇祭の常連として名を連ねる。
ストラヴィンスキー、バッハからエディット・ピアフ、ストーンズまで、音楽とともにくりだされるマジックショーのようにチャーミングな演出で、客席は抱腹絶倒。流れるような演奏とエスプリの効いたパフォーマンスは、クラシックファンからファミリーまで、幅広い層を魅了する。
これまでに、世界30ヵ国以上、1,000回を越えるステージもチケットは常にソールドアウト。これぞフランスきっての超人気音楽デュオ!
ローラン・シラード(チェロ)
8歳でチェロを始める。20歳からパリ音楽院管弦楽団、フランス国立管弦楽団などで演奏。22歳からは自身の創作に専念し、ジャズ、アルゼンチンタンゴ、ロックの世界に転向。その多岐に渡る音楽体験がその後の活動に大きな影響をもたらす。88年よりミュージカル「ザ・カルテット」に参加。本作は、2回のモリエール賞(94年、98年)、98年にはフランスのグラミー賞と言われるヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック ユーモアミュージカル賞受賞。2001年パートナー、ポールと宿命の出会いで、コンビを結成。コリーヌ・セロー監督作の映画に音楽家役で出演するなど、多方面で活躍中。
ポール・スタイキュ(ピアノ)
三代続く音楽一家に生まれる。5歳からピアノ、和声、対位法、作曲、編曲、クラシック、ジャズを学び、ブカレスト・アカデミー・オブ・ミュージックに進学。その後パリ国立高等音楽舞踊学校で作曲とジャズを専攻。在学中の94年に作曲賞、96年ジャズの学位を取得。2001年に「DUEL」を結成し、世界30カ国を越えるツアーを精力的に行う一方、オーケストラ、ミュージカル、ジャズフェスティバルなどに参加。さらにラジオ音楽チャンネルにも多数出演。アーティスト活動の他、パリ・エコール・ノルマル音楽院でジャズクラスの講師も務める。