EZUKO WIND ENSEMBLE
えずこウィンドアンサンブル
プロフィール
平成9年4月、えずこホールが育む4つの「えずこミュージックアカデミー」の団体のひとつとして発足。「仙南地域に吹奏楽団を」という掛け声のもと、住民たちが募り結成した吹奏楽団です。
えずこホール側が、練習や発表の場の提供と一部楽器を準備するなど環境整備を行う一方、初代音楽監督に阿部正志氏を迎え活動をスタート。
これまで、4度にわたりえずこホールが育む3つの団体と合同コンサートを開催。自主企画のコンサートも6回開催したほか、地域のお祭りや学校、福祉施設での自主的な演奏会など精力的に活動しています。
現在団員は約50名。17歳から50代後半までの幅広い年齢層が参加。
和気あいあいとした雰囲気の中にも音楽を愛し、オリジナリティー溢れる音作りへの熱い思いが花火を散らす瞬間も・・・。(楽器を押入れにしまい込んでいるあなた。学生のころ演奏していた昔を偲んでいるあなた。偲ぶことなどありません。共に音楽に向き合い、今を輝かせようではありませんか。興味のある方、ここをクリック!)
※えずこウィンド♪アンサンブル指揮と指導に向けて音楽監督からのメッセージ。
※えずこウィンド♪アンサンブル音楽監督からの自己紹介とプロフィール。
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○平成16年6月のえずこウィンド♪アンサンブル・チャリティーコンサート6thに向けた練習の様子。 |
音楽へのあこがれ
そして、夢の実現
えずこの風が音楽とともに舞いはじめた
平成8年12月のある日の午後、えずこホールに集められた男集。そう、「えずこウィンドアンサンブル」の発起人たち。(大河原中学校吹奏楽部同窓会こと「だるま会」のメンバーたち。
だるま会とは、それまで吹奏楽としては無名だった大河原中学校吹奏楽部を全国大会まで導いた遠藤善高氏のニックネーム「だるま先生」に由来しています。)
えずこウィンドアンサンブル発足に向けて話し合いは、順調に進み、夢は大きく膨らみました。希望に満ち溢れた明るい未来・・・。しかし、自信満々の発起人たちの笑顔になぜかよぎる一抹の不安・・・。そんなときの予感は、やっぱり的中します。
なんと30年前後も音楽から離れた発起人たち。口々に「音出せるすかや」「そりゃ、無理すぺ」などと口走っています。よくぞここまで場を盛り上げたものです。
その一言は、洒落にはならず、これまでのすべてを吹き飛ばしてしまいました。
ときは過ぎ、平成9年4月。人の力とは、すごいパワーを発揮します。若くてピチピチした団員たちが続々入団。乱れる鼻息は、いつか鼻歌に変わっていました。
仮称「えずこブラスアンサンブル」は、これを機に目覚ましい変革を遂げていくことになります。その後、団体名は「えずこに吹く新しい風」という意味を込めた「えずこウィンドアンサンブル」と改称。発足時の団員数33名も50名を越す大所帯に成長してきました。
一方、団の本格的な活動も始まり、さまざまな出会いの場も広がりました。ほかの地域の楽団とのソフトボール対抗試合、団内部でのボーリング大会などを開催。「この試合、やるからには負けられない」、「年を取ったら、ゲートボール対抗試ってのもいいな」などなどやたら熱っぽく語るメンバーたちの輝いた目が何とも頼もしい。(あれっ?ウィンドって音楽団体・・・?)
平成10年3月。えずこミュージックアカデミーはじめましてコンサートを開催。眠っていた仙南圏域の音楽愛好家たちが一つにまとまった歴史的瞬間でした。平成17年11月まで9回の合同コンサートを開催。平成18年6月まで8回の自主企画コンサート「えずこウィンドアンサンブルチャリティーコンサート」も成功を収め、着々とレベルアップを図ってきます。
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○最近の練習風景
(平成16年6月23日大ホールにて) |
音楽をする喜び
生き生きとした参加者たちに注目
現在、参加者数は約45名。えずこホールが育む団体の中にあって、もっとも参加者数の多いのがこのえずこウィンドアンサンブルです。
また、現在、音楽監督には3代目となる奥村静剛氏を迎えています。教育者でもある奥村氏の独奏的かつ変化のある指導に多くの参加者が魅了され、毎週の練習を楽しみにしているといいます。
ある団員に話を聴いてみました。「音楽ができる。これって幸せだ。」と答えました。
すでに爽やかさの域を超えたその答えにはもう返す言葉はありません。そう、こんな言葉を待っていたのです・・・。(感動・・・マル)
さらに、練習風景に目を向けてみます。和気あいあいの反面、音楽と向き合う態度は、ひたむ
きで真剣です。そこには、世代を超えた音楽家たちの顔がありました。やさしいお兄ちゃん、お姉ちゃん、おんちゃん、おばちゃんの活き活きとした目、真剣な眼差しが総てを語っているようです。
いま、えずこウィンドアンサンブルは、11月開催の第10回となる「えずこミュージックアカデミーコンサート」に向け、新しい音楽作りに奮闘中です。そして、仙南圏域内外でも高まってきた認知度とその評価は、押しも押されもしない存在感のある音楽団体に成長した証といっていいでしょう。
音楽をする人とそれを聴く人。互いが楽しみ、感動でつながるものになっていけるように・・・。
そんな接点を捜し求める活動が現在、進行中です。
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○平成17年6月のえずこウィンド♪アンサンブル・チャリティーコンサート6thに向けた練習の様子。 |
音楽への熱き想い・・・
新しい音楽の世界を目指して
飽くなき音づくりへの探求。それは奏でられる音に力強さを与え、感動を生み出す源となります。
近い将来、えずこウィンドアンサンブル独自の音楽世界を創り上げられてくれるに違いありません。 この仙南圏域が、いつもいい音楽で満たされ、その音楽を取り巻く人びとが、豊かに生活していけたなら、どんなにすばらしいことでしょう。
そんな夢を乗せえずこウィンドアンサンブルは、音楽への熱い想いとそれに対するひたむきさとを糧に勢力的な活動を今後も展開していきます。
これからのえずこウィンドアンサンブルの活動とその前途が楽しみです。その行く末をこれからも紹介していくつもり。乞うご期待です。
○最近の練習風景(平成17年6月、大ホールにて)
えずこウィンド♪アンサンブルの指揮、指導
に向けての音楽監督からメッセージです。

▲▼奥村氏これまでの指揮活動の風景。
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皆さんこんにちは。奥村静剛です。
音楽監督などと言う大役を仰せつかり始めてお邪魔して早や二ヶ月が過ぎようとしていますが、練習についての感想はいかがでしょうか?
私自身はなごやかな雰囲気の中、みなさんの新鮮なまなざしを感じながら楽しくつとめさせていただいて来ました。
現在勤務している塩釜高校では普段男ばかり15人程度で寂しく活動してきましたが、久し振りに充実した編成での練習に心躍っています。
他の団体に比べ、恵まれた練習会場と充実した編成 ? 年齢層の幅広さなどアマチュアの音楽活動としては理想的な環境だと思いますね。
吹奏楽に関しては私はみなさんよりもずっと経験も浅く知らないのが実情で…言葉が悪いですが…「吹奏楽オタク」ではありません。
実際に吹奏楽で活動した経験もなく、指導するのも教師になって始めてでしたから。もっとも期間だけは教員になって34年にもなるので長いですが。
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私にとって音楽は生活と同じ、生きることの一部だと考えています。
現在の自分の生活は教師としての活動「授業や生徒指導、クラブ活動、」、自分の歌(一応は声楽家)、えずこさんや亘理さん、東北大学男声合唱団といった「一般の音楽活動へのお手伝い」、加えては趣味の園芸「特に盆栽、庭木が好き」、釣り「へら鮒釣りは専門、海釣りなど」その他 パチンコetc.…(笑) すべてが大切なものでどれをとっても手を抜くとすぐに苦しい結果となって自分に返ってきます。
ただ、何に対してもしかたなくやるのではなく、前向きに楽しくやりがいをもって!!
を信条にしています。これは私の亡き父親の残してくれた財産と思っています。
吹奏楽や合唱の音楽活動についてはこれまでもコンクールにも積極的に参加してきました。正直 良いものへの欲求、情熱はつねに持ってきたつもりですが「勝つための音楽作り」というのは苦手というか嫌いです。
自分で納得できる、人に何かを伝える演奏ができたと実感できた時得られる喜びを、また次のエネルギーに変えたいのです。そういう意味では「えずこさん」は勝ち負けのない世界喜んでお引き受けしました。
これまでの自分にはこれでもか ! という徹底した厳しさと追求(及)?が足りなく、生徒から「もっと厳しくやって下さい」、と言われることもずいぶんありましたね。でもそれは私に言わせてもらえば厳しくやって下さい…ではなく自分自身が厳しくやって…かな。
音楽は楽しく練習して上手くなることができれば一番良いと思います。甘いのかどうかわかりませんが人の失敗や間違いはすぐ許せてしまう〜これは妥協でしょうか ?
でも今出来ないことはやはり出来ないのです。これから「どうやって出来るようにするかを考えがえよう」とすぐ思ってしまう。こんな性格の私ですが… 何かご意見のある方はご指導ください。
この5.6月は自分の学校も含めて四つの演奏会の指揮ですごいスケジュールで多少手がまわらずご迷惑をおかけしていますがみなさんと一緒に頑張って心に残る良いステージを作りましょう。
◎奥村先生の自己紹介
姓 名 |
奥 村 静 剛(おくむらせいごう…固く発音します) |
血 液 型 |
AB Rh+ |
趣 味 |
盆栽(花木盆栽、庭木一般) 釣り、テニス、バドミントン、ボーリング、日曜大工、パチンコその他 多数 |
好きな食べ物 |
ホヤ、ナマコ、塩辛、ホルモン…みなゲテモノばかりですね 笑 |
嫌いな食べ物 |
特にはないけど ささみのような高級な肉、野菜やドレッシング、ケチャップなどはあまり食べたいとは思わない。 |
(特筆) |
酒はビールと日本酒 毎日欠かさず…切れた時は焼酎他手当たり次第。
残念ながら高級ブランデーが苦手。 |
嫌いな芸能人 |
人の名前と顔を覚えるのが苦手なのでほとんどわかりませんが、あまり嫌いな人はいないな〜(基本的にあまり人を嫌いにならないタイプ…ただ一人だけ苦手な先生がいましたが) |
音楽監督 奥村 静剛(おくむらせいごう)
メッセージ(2004.4)
◎奥村 静剛(おくむら せいごう)音楽監督プロフィール
山形大学教育学部・特設音楽科卒業。声楽を佐々木行綱氏、清水明子氏、指揮を前田幸一郎氏、田中信昭氏などに師事。
ブーケの会、カンタータの会等で声楽コンサートに出演。
昭和43年から登米高校を振り出しに音楽教諭として合唱・吹奏楽の指導に情熱を注いでいる。特に、名取北高校在職中は県大会、東北大会等に数多く出場、音楽教育の充実と生徒の育成に力を注いできた。
このほか、作曲や編曲活動、各種審査員など幅広い音楽活動を展開している。
現在、塩釜高等学校音楽教諭として音楽教育の振興に力を尽す一方、大学、一般吹奏楽団で熱心に指導にあたっている。平成16年4月より、えずこウィンドアンサンブル音楽監督をつとめる。
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